北海道鉄道旅2018夏 Chapter-15の解説


旅も後半突入です。では解説。


●網走5:56発 特急オホーツク2号/札幌JR北海道キハ183系 5両編成)つづき

今回は遠軽を出て北見峠越え。建物が少なく、特に人口が少ない区間となります。
白滝~上川 間は普通列車が1日1本しかありません。
近年、駅の廃止が相次いだのもこの区間です。


上川~旭川 間は、旭川近郊区間となり、列車本数が多くなります。とはいえ、1~2時間に1本程度ですが…


旭川9:44着

網走から3時間48分。2日ぶりの旭川です。
次に乗る宗谷線列車まで1時間46分あるので、その間に列車の撮影をしました。


その後ラーメンを食べて列車を待ちます(宗谷線内のどこかでの昼食は難しいかもしれないので)


旭川11:30発 快速なよろ1号/名寄行(JR北海道キハ40-1707)

この列車に乗れば、次のチェックポイントである名寄にたどり着けます。


名寄に来た理由は「キマロキを見に行くため」。
2017年冬にも撮影していますが、この時は積雪防止のためブルーシートがかけられていました。
冬に活躍していた車両ですが、現在は夏にしか見ることができません。


●名寄12:52着


名寄駅到着後、深名線廃止後の代行バスが発車していきました。

準鉄道記念物「キマロキ」は、名寄駅から徒歩20分。かつて名寄線があった場所に置かれています。前後につながっている機関車やマックレー車ロータリー車は実際に北海道で活躍していたものです。
一般的には、逆V字型の羽根で雪を両側にはねて除雪する「ラッセル式」が用いられていますが、ラッセル式では線路の両側に高い雪壁ができやすく、それが崩れると運行に支障が出るという欠点がありました。そこで考えられたのが「キマロキ」編成でした。


次回は名寄からです。ではノシ