2022西九州鉄道旅 - part.6の解説
西九州鉄道旅1日目も終盤。
新幹線開業前日の午後5時を迎えた武雄温泉駅からスタートです。
●武雄温泉駅
前日の夕方ということで、新幹線駅舎が完成した南口(御船山口)では開業イベントの準備。ほぼ完了といった感じでした。
西九州新幹線改札の中の様子です。翌日からはこの改札を通って新幹線に乗車します。
ホームは他の新幹線駅とは違う構造。画面奥が新幹線のりば、手前が在来線のりば。
在来線のりばの一部が新幹線のりばとつながっています。
「リレーかもめ」は、こののりばを使用することになっています。西九州新幹線は長崎~武雄温泉間の部分開業となっており、博多側は当面の間「リレーかもめ」でつなぐことになります。
以前は、鹿児島中央側のみの部分開業だった九州新幹線が博多行き鹿児島本線特急「リレーつばめ」と接続するため、新八代駅がこの構造となっていました。
これでMission2は完了。Mission3は「肥前山口駅をじっくり撮影せよ」でしたので、これも完了しています。
●武雄温泉17:10発 普通/肥前山口行(JR九州817系 サキVn523※当時)
さて、武雄温泉から「肥前山口行」に乗車。
その後の特急まで待ってもいいのですが、肥前山口行が最終日なのでこの列車に乗車。
「江北」への改称に伴い、肥前山口行が見られなくなるのもそうですが、実は今回乗車したVn523編成にも動きがありました。西九州新幹線開業後、佐世保車両センターから鹿児島車両センターに転属しました(2023年2月現在はVk523編成として、鹿児島県や宮崎県で運行されています)。
●肥前山口17:45発 みどり+ハウステンボス24号/博多行(JR九州 783系ミフCm11+Cm22)
では、ハウステンボス号で一気に博多駅に移動。画像は鳥栖駅の手前にある「鳥栖スタジアム(駅前不動産スタジアム)」サッカーJリーグ・サガン鳥栖のホームです。
ちなみにこの日は木曜日。そう、平日です。
動画ではカットしていますが、佐賀駅から多くのビジネス客が乗ってきました。
●博多18:35着 1往復達成!
博多と長崎の1往復に13時間かけました。スタートしたのが早朝だったので、その時とはまるで違う光景です。もちろん早朝にいるのがおかしいのですが……。
駅の外で他の事をするには中途半端な時間だったので、早めに「かもめ」の到着に備えました。
●博多19:15発 特急かもめ39号/長崎行(JR九州 787系ミフBm-8)
さぁ2往復目。
このかもめ39号は、“長崎行のかもめラスト4本前”の列車です。この列車で長崎まで乗車。折り返して「博多行特急かもめラストラン」に乗車します。
あら、つばめのマーク残っていましたか。787系は鹿児島本線の特急「つばめ」や「リレーつばめ」にも使用されていました。
指定席を取りましたが、窓側は埋まっていましたので通路側の席です。
肥前山口駅に到着する様子の車窓はデッキで撮影しました。
有明海・諫早湾は見えません。海沿いを高速で走る電車特急の姿はもう見られないのです。
●長崎21:22着
1日目の山場を迎えようとしています。
次回をお楽しみに…。