©千代田線プロジェクトNEXT 第6話の補足・解説
2018年秋、2つの車両の撤退・引退が決まったことを受けて「千代田線プロジェクトNEXT」を制作することにしました。ここからは2回にわたって、209系1000番台の常磐線各駅停車からの撤退と6000系の引退について特集します。
今回は209系1000番台について。ですが、その前に…
●ホームドア設置、複々線化改正後の動き
千代田線・常磐線各駅停車での2018年3月以降の動きをまとめました。
ATOは工事が完了した車両から順次開始。6000系の引退・209系の撤退に伴い、千代田線(本線)で運転されるすべての車両ATO対応になります。
そして、ホームドアの設置です。
北綾瀬支線にはすでに導入されていますが、2018年10月からは千代田線本線でも本格導入が始まりました。
映像の代々木公園駅も同月6日にホームドアが稼働。同時に発車サイン音が導入されました。
発車サイン音は、乃木坂駅にはすでに2016年「乃木坂46」の曲が採用されていますが、今後千代田線のほぼ全駅に広まる予定です。ただし小田急電鉄管轄の代々木上原駅は「ブザー音」のままとなります。
逆に「発車メロディー」が廃止されたのはJR常磐線各駅停車。
代わりに、車両のスピーカーからメロディーが流れる「乗降促進放送」と呼ばれるものに切り替わっています。
なお、6000系と209系1000番台は乗降促進放送に対応していないため、この2車種で運転される列車については発車メロディーが使われました。
小田急民のうp主にとっては、小田急4000形の乗降促進メロディーを常磐線で聞くと「ここは小田急か?」と錯覚してしまいそうになります…w
●209系1000番台 常磐線各駅停車から撤退
で、今回の動画で大展開したのが209系1000番台。
登場から19年での常磐線各駅停車撤退となりました。
ツアー自体への参加はできませんでしたが、撤退記念ツアー列車の撮影は成功しました。
まずは我孫子駅。快速線のホームにはわりと人がいましたが、各駅停車のホームは空いていたのでこちらで撮影。209系を狙ったとみられる人の立ち入りの影響で若干の遅れをもって我孫子駅を通過していきました。
ツアー復路はおおむね定刻通りに松戸駅到着。
松戸は多くの人が待ち構えていると見越し、到着シーンは松戸駅近くの歩道橋から撮りました。で、松戸駅に戻ったところでちょうど発車していくのが見えたのでホーム中ほどから撮影しました。撮れ高より安全確保です。
そして、209系1000番台が常磐線での運用を終えた日と同じ10月13日…
6000系の土休日限定特別運転が始まりました。営団マークをつけているらしいですが、そのうち撮ります。
6000系については、次回の第7話で。
あっそうだ、さとうささらちゃん続投してもらうことになりました。