2022西九州鉄道旅 - part.1の解説

新型コロナウイルスの影響で2年間できなかった長期の鉄道旅シリーズを再開させることができました。

とはいえ、完全に収束したわけではありませんので、マスク着用とこまめな手洗いを徹底し、そのうえで、万一感染したり体調を崩した際にも対応できるよう、宿泊ホテルを1ヶ所にまとめたり、日程を工夫するなどしました(なお、旅中や旅終了後の感染や体調不良はありませんでした)。

今回の旅のルールはこちら


●博多にはスタート前日に到着

オープニングに出てきた福岡空港の映像。これは2022年9月21日の午前中に撮影したものです。

翌日のスタートが午前5時でかなり早いので博多で1泊したかったのと、シリーズ「鉄道×コロナ」などで使うために撮っておきたいものがあったので、早めに福岡入りしました。

ホテルは3泊同じ場所にしました。客室から筑紫口の駅舎が見えます。


【1往復目スタート】

●博多5:14発 普通/大牟田行き(JR九州813系 ミフRm2203+Rm2233)

筑紫口の中の映像。すっからかんですね。昼間はそんなことありません。ましてはこの日、特急かもめのラストランと西九州新幹線開業が迫っていて、夕方の博多駅はかなり混雑していました。

トップランナー813系登場。

入線するとすぐに幕回しが始まりました。「813」「有田陶器市号」なども気になるところですが…。やはり注目は、9月22日の時点で「江北」幕が入っていたこと。″江北”はこの日まで″肥前山口”でした。

そして、車内。路線図に「江北」と「西九州新幹線」の文字が入っています。一方「肥前山口」の文字はありません。こちらもすでに新しいものに交換済みでした。

ちなみにこの列車、早朝なので車内の乗客は多くありませんでしたが、鳥栖に近づくにつれてお客さんの数が増えていった印象でした。


鳥栖6:05発 普通/長崎行き(JR九州817系 サキVn028)

鳥栖発長崎行きは2017年に乗ったことがありますが、この時は夜間の列車を利用したため有明海の風景がまったく見えませんでした。長崎までの“電車”による運行はこの日が最後。小長井まで乗車します。

サロンパスの広告が目立ちます。鳥栖には久光製薬の本社があるのだそう。

学生の通学時間帯と重なり、車内はやや混雑していました。

ゾンビランド佐賀駅に到着です。

30分間の停車ということで、車外に出ます。

駅には、在来線特急かもめ惜別ポスターが。

撮影しませんでしたが、新幹線かもめの開業を祝うポスターも張られていました。

廃止となる在来線特急「かもめ」。1号は787系の“黒いかもめ”です。

そして、415系1500番台の門司港行き。後ろ4両は肥前大浦発で、肥前山口で前4両の早岐発と連結して走っています。

長崎本線は、肥前浜以南が電化設備廃止となるため、肥前大浦までの”電車“運転ができなくなりました。これにより、翌日のダイヤ改正から肥前大浦~肥前浜間の運転が取りやめとなりました。また、使用車両が415系から811系となったようです。

7:01に佐賀を出発。行列ができていますが、これはかもめ102号を待つ列です。この「かもめ102号」は、博多方面への通勤客向けに設定されたであろう珍しい肥前鹿島発。実質「かささぎ」です

動画ではカットしていますが、長崎行き普通列車も、佐賀駅を出た後にかもめ102号とすれ違っています。

バルーンさが駅は、国際的な熱気球競技大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」開催時に設けられる臨時駅で、この駅で降りられるのは11月上旬のみ、年に1週間程度です。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛ムードが高まった中、2020年はバルーンフェスタが中止、2021年も無観客開催となったため、2年連続でバルーンさが駅の営業ができませんでしたが、2022年のバルーンフェスタは海外からの受け入れを断念したものの有観客で開催。バルーンさが駅は3年ぶりに営業することになります。

列車は肥前山口駅(今の江北駅)に到着。今回もカメラ2台(一眼レフカメラ・GoPro)で撮影しましたが、肥前山口の広い映像はGoProじゃないと撮れないですね。

動画はここまでですが、肥前山口駅で8分間の停車となります。

では次回をお楽しみに。ノシ