2022西九州鉄道旅 - part.2の解説

パート2は肥前山口<現;江北>から。では解説。


鳥栖6:05発(肥前山口7:24発) 普通/長崎行き(JR九州817系 サキVn028)

肥前山口に停車

特急かもめ3号を先に行かせるため8分間の停車です。

この動画シリーズで初登場の「白いかもめ」885系です。

肥前山口は後の回で詳しく取り上げますのでお楽しみに。


肥前山口7:24発

通学時間帯ということで車内が学生で混雑してきました。おそらくこの普通電車は通学需要のために設定されたんでしょうね。

肥前鹿島・肥前

肥前山口から学生の多くは、肥前鹿島駅で降りていきました。

鹿島市は文化にあふれ工場もたくさんある地域ですが、西九州新幹線のルートから外れたうえ、2022年9月のダイヤ改正以降、肥前浜から長崎側は非電化となりました。肥前山口方面へ向かう乗客が多いとはいえ、鹿島市から長崎県側への移動する人は大きな影響を受けることになります。

衰退への警戒感は強く、最近は肥前浜駅に日本酒を楽しめるバーがオープンするなど、観光客を呼び込む取り組みを強化しています。

特急の本数は減った一方、普通列車はしばらくの間、新幹線開業前の本数が維持されるとのことです(なお、乗り換え回数が増える場合がある模様)。

 

●里信号場

列車は、海岸沿いで大きなカーブを描きます。GoProを使うと、こんな感じで入り江全体を撮ることができます。

里信号場は1969年につくられ、博多方面と長崎方面を結ぶ列車の行き違いをするための重要な役割を果たしましたが、特急の運行がなくなるため、今後はどうなることやら…。

ちなみに、2017年にここを通過した際はこんな映像を撮影しています。


■小長井 8:22着

2017年に「西日本夏行事めぐり」で通過した時から思っていたのですが、一度ここを訪れてみたかったんです。ということで最初のミッションは小長井にしました。

 

小長井の電車運転最終日ということで、多くの鉄道ファンが撮影をしていました。

787系の撮影は、一眼レフカメラとGoproの2台を使用。迫力あるものが撮れました。

885系白いかもめは外せないですよね。


普通列車が昼まで来ない…

小長井駅は特急が1時間に1本以上来るものの、普通列車の本数がかなり少なく、特に日中は特急しか来ません。小長井駅は1日の平均乗車人員が100人程度のため、普通列車のみが停車。

待っていると博多・長崎3往復移動が達成できない恐れがあるので、諫早駅までバスで移動します。

ちなみにこの路線図、早くも肥前山口の名前が消えていました。

ではまた次回ノシ