2022西九州鉄道旅 - part.3の解説

多忙により投稿期間が開いてしまいました。すみません。

では解説。


諫早駅に到着

小長井駅からの列車が午後までないため、バスで諫早にやってきました。

ここで【Mission 2】。新幹線開業前日の3駅(諫早、長崎、武雄温泉)の様子をとらえます。

駅の外観を見てびっくり。すごくきれいではありませんか。

西九州新幹線開業に合わせてつくられた3代目の駅舎は、それと一体になる形で、商業施設やホテル、マンションなども建設されました。

マンションが新幹線の駅すぐそばって便利過ぎませんか…

駅舎の中に入ると、設営中の開業イベント会場が見えてきました。

3代目の駅舎は橋上駅舎となり、自由通路が設けられたことで東西の行き来がしやすくなりました。

JRの在来線と新幹線の改札がある3階には、ミスド、ファミマ、スタバや観光案内所が並びます。

次の列車まで時間があるので、スタバに入りました。というのも、ここから新幹線の線路が見えるんです。鉄ヲタにとっては特等席です。開業前のホームの様子を見ることができました。

その後、JRの在来線ホームに移動し、特急「かもめ」などを撮影しました。

こちらは別の動画として公開します。


www.youtube.com


諫早10:52発 普通/(市布経由)長崎行き(JR九州817系サキV028)

続いて長崎へ移動。

このV028編成、実はPart.1~2の鳥栖から小長井で乗った編成と同じです。小長井を出た後、長崎で折り返して諫早まで戻ってきました。そして諫早で長崎方面に折り返します。

喜々津~浦上は旧線と新線がわかれます。817系は電化されている新線を通ります。

現川(うつつがわ)駅で8分停車します。山間部の静かな駅ですが、この日は鉄道ファンでいっぱいでした。

この列車に乗りたかった理由。それは、817系がこの区間を走れなくなるというのもありますが、現川でこの3ショットが撮れるとわかったからなんです。

動画には収録されていませんが、浦上で旧線と合流。進行方向左側に新幹線の高架橋が近づくと、まもなく終点・長崎です。


●長崎11:34着

普通列車で西日本夏行事めぐり」以来、5年ぶりに長崎に来ました。あの時は精霊流しが行われたので、列車を降りた瞬間に煙の臭いと「パンパン」という音が伝わったのを思い出します。

新駅舎になってからの長崎訪問は初めてです。

新駅舎がオープンした2020年3月というと、ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大が始まったころで、外出自粛が叫ばれたりイベントの中止・延期が政府から要請されていて、長崎駅新駅舎も例に漏れず記念イベントが中止されました。

2022年9月は、新型コロナの特性がわかってきたことやワクチンの普及もあり、新幹線開業のお祝いムードが高まっていました。

駅舎の外に出ると、テントが張られ、こちらでもイベントの準備が進められていました。

ということで、博多から長崎までの片道移動は無事終えました。

長崎駅の様子はPart.4でもう少しご覧いただきます。

ではノシ

2022西九州鉄道旅 - part.2の解説

パート2は肥前山口<現;江北>から。では解説。


鳥栖6:05発(肥前山口7:24発) 普通/長崎行き(JR九州817系 サキVn028)

肥前山口に停車

特急かもめ3号を先に行かせるため8分間の停車です。

この動画シリーズで初登場の「白いかもめ」885系です。

肥前山口は後の回で詳しく取り上げますのでお楽しみに。


肥前山口7:24発

通学時間帯ということで車内が学生で混雑してきました。おそらくこの普通電車は通学需要のために設定されたんでしょうね。

肥前鹿島・肥前

肥前山口から学生の多くは、肥前鹿島駅で降りていきました。

鹿島市は文化にあふれ工場もたくさんある地域ですが、西九州新幹線のルートから外れたうえ、2022年9月のダイヤ改正以降、肥前浜から長崎側は非電化となりました。肥前山口方面へ向かう乗客が多いとはいえ、鹿島市から長崎県側への移動する人は大きな影響を受けることになります。

衰退への警戒感は強く、最近は肥前浜駅に日本酒を楽しめるバーがオープンするなど、観光客を呼び込む取り組みを強化しています。

特急の本数は減った一方、普通列車はしばらくの間、新幹線開業前の本数が維持されるとのことです(なお、乗り換え回数が増える場合がある模様)。

 

●里信号場

列車は、海岸沿いで大きなカーブを描きます。GoProを使うと、こんな感じで入り江全体を撮ることができます。

里信号場は1969年につくられ、博多方面と長崎方面を結ぶ列車の行き違いをするための重要な役割を果たしましたが、特急の運行がなくなるため、今後はどうなることやら…。

ちなみに、2017年にここを通過した際はこんな映像を撮影しています。


■小長井 8:22着

2017年に「西日本夏行事めぐり」で通過した時から思っていたのですが、一度ここを訪れてみたかったんです。ということで最初のミッションは小長井にしました。

 

小長井の電車運転最終日ということで、多くの鉄道ファンが撮影をしていました。

787系の撮影は、一眼レフカメラとGoproの2台を使用。迫力あるものが撮れました。

885系白いかもめは外せないですよね。


普通列車が昼まで来ない…

小長井駅は特急が1時間に1本以上来るものの、普通列車の本数がかなり少なく、特に日中は特急しか来ません。小長井駅は1日の平均乗車人員が100人程度のため、普通列車のみが停車。

待っていると博多・長崎3往復移動が達成できない恐れがあるので、諫早駅までバスで移動します。

ちなみにこの路線図、早くも肥前山口の名前が消えていました。

ではまた次回ノシ

2022西九州鉄道旅 - part.1の解説

新型コロナウイルスの影響で2年間できなかった長期の鉄道旅シリーズを再開させることができました。

とはいえ、完全に収束したわけではありませんので、マスク着用とこまめな手洗いを徹底し、そのうえで、万一感染したり体調を崩した際にも対応できるよう、宿泊ホテルを1ヶ所にまとめたり、日程を工夫するなどしました(なお、旅中や旅終了後の感染や体調不良はありませんでした)。

今回の旅のルールはこちら


●博多にはスタート前日に到着

オープニングに出てきた福岡空港の映像。これは2022年9月21日の午前中に撮影したものです。

翌日のスタートが午前5時でかなり早いので博多で1泊したかったのと、シリーズ「鉄道×コロナ」などで使うために撮っておきたいものがあったので、早めに福岡入りしました。

ホテルは3泊同じ場所にしました。客室から筑紫口の駅舎が見えます。


【1往復目スタート】

●博多5:14発 普通/大牟田行き(JR九州813系 ミフRm2203+Rm2233)

筑紫口の中の映像。すっからかんですね。昼間はそんなことありません。ましてはこの日、特急かもめのラストランと西九州新幹線開業が迫っていて、夕方の博多駅はかなり混雑していました。

トップランナー813系登場。

入線するとすぐに幕回しが始まりました。「813」「有田陶器市号」なども気になるところですが…。やはり注目は、9月22日の時点で「江北」幕が入っていたこと。″江北”はこの日まで″肥前山口”でした。

そして、車内。路線図に「江北」と「西九州新幹線」の文字が入っています。一方「肥前山口」の文字はありません。こちらもすでに新しいものに交換済みでした。

ちなみにこの列車、早朝なので車内の乗客は多くありませんでしたが、鳥栖に近づくにつれてお客さんの数が増えていった印象でした。


鳥栖6:05発 普通/長崎行き(JR九州817系 サキVn028)

鳥栖発長崎行きは2017年に乗ったことがありますが、この時は夜間の列車を利用したため有明海の風景がまったく見えませんでした。長崎までの“電車”による運行はこの日が最後。小長井まで乗車します。

サロンパスの広告が目立ちます。鳥栖には久光製薬の本社があるのだそう。

学生の通学時間帯と重なり、車内はやや混雑していました。

ゾンビランド佐賀駅に到着です。

30分間の停車ということで、車外に出ます。

駅には、在来線特急かもめ惜別ポスターが。

撮影しませんでしたが、新幹線かもめの開業を祝うポスターも張られていました。

廃止となる在来線特急「かもめ」。1号は787系の“黒いかもめ”です。

そして、415系1500番台の門司港行き。後ろ4両は肥前大浦発で、肥前山口で前4両の早岐発と連結して走っています。

長崎本線は、肥前浜以南が電化設備廃止となるため、肥前大浦までの”電車“運転ができなくなりました。これにより、翌日のダイヤ改正から肥前大浦~肥前浜間の運転が取りやめとなりました。また、使用車両が415系から811系となったようです。

7:01に佐賀を出発。行列ができていますが、これはかもめ102号を待つ列です。この「かもめ102号」は、博多方面への通勤客向けに設定されたであろう珍しい肥前鹿島発。実質「かささぎ」です

動画ではカットしていますが、長崎行き普通列車も、佐賀駅を出た後にかもめ102号とすれ違っています。

バルーンさが駅は、国際的な熱気球競技大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」開催時に設けられる臨時駅で、この駅で降りられるのは11月上旬のみ、年に1週間程度です。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛ムードが高まった中、2020年はバルーンフェスタが中止、2021年も無観客開催となったため、2年連続でバルーンさが駅の営業ができませんでしたが、2022年のバルーンフェスタは海外からの受け入れを断念したものの有観客で開催。バルーンさが駅は3年ぶりに営業することになります。

列車は肥前山口駅(今の江北駅)に到着。今回もカメラ2台(一眼レフカメラ・GoPro)で撮影しましたが、肥前山口の広い映像はGoProじゃないと撮れないですね。

動画はここまでですが、肥前山口駅で8分間の停車となります。

では次回をお楽しみに。ノシ

2022西九州鉄道旅 予告

″コロナ禍”以来、2年ぶりの鉄道旅です。

鉄道旅は2022年9月22日~23日(予定)。

新幹線の開業を控えた西九州。博多長崎間3往復の旅から見えた、鉄道の変化とは?

道中、与えられる”7つのミッション”とは?

そして、2日間の旅を無事終えることができるのか…

 

動画をお楽しみに。

 

台風大丈夫かなぁ…

 

※東京を9/21に出発し、9/24には東京に戻ります。撮影に当たっては、マスクの着用やこまめな手指消毒など、感染対策を徹底してまいります。

 

“新型コロナウイルス”かをるなの対応(2023/5/8最終更新)

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いつも、かをるなの動画をご覧いただきまして、ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染拡大を受けた対応をお知らせいたします。

※2023年5月8日をもって更新を終了しました。


●現在

※新型コロナの感染症法の位置づけが「5類」へ移行されたことに伴い、2023年5月8日から撮影の中止条件はすべて廃止いたしました。

引き続き、混雑した場所でのマスク着用や手洗いの徹底など、対策を継続してまいります。また、感染状況や医療の状況には留意してまいります。

これまでの対応についてはこのページの下の【変遷メモ】に記載しております。


シリーズ「鉄道×コロナ」について

このシリーズは、新型コロナウイルスとの戦いを強いられた鉄道の“生き残りをかけた戦い”に焦点を当てています。
https://www.nicovideo.jp/series/104923


特報シリーズ「TOKYO発2020レ(列車)」打ち切り
特報シリーズ「TOKYO発2020レ(列車)」は、“東京2020大会”が2021年夏に延期となったため、すでに公開している2つの動画をもって打ち切りといたしました。
感染拡大によって情勢が大きく変化したうえ、国や自治体の要請により外での撮影ができなくなったため「東京2020大会に向けての変化をとらえる」という、この特報シリーズの役割を果たすことができないと判断しました。

非常に中途半端なシリーズとなってしまいますことをご了承ください。

※なお、東京2020大会は、五輪が多くの競技で無観客実施となりました。パラは全競技が一般の観客を入れずに開催となりました。


【これまでの対応 変遷メモ・2020年】
■2月25日~ 国内での感染拡大を受け、外での撮影中止
■4月7日~5月25日…東京都対象の緊急事態宣言 発出
■6月1日…条件付きで外での撮影を再開。
【6月1日~6月18日に設けた、撮影にあたっての条件】
▼撮影地に到着したら 手洗い
▼マスクを着用
▼10時~15時のみ撮影可能とする
▼混雑した場所を避けて撮影する
▼東京都内のみで撮影する
ただし
①国が東京都対象の緊急事態宣言を再び発出した場合、外での撮影を中止
②東京都が東京アラートを発動した場合、外での撮影を中止
③国・都などの状況を鑑み、外での撮影を自粛する場合がある
■6月2日…都が「東京アラート」を発動(中止条件②)外での撮影中止
■6月13日…条件付きで外での撮影を再開(6/1の条件と同様)
■6月19日…外での撮影に当たっての条件を変更。
▼10時~15時のみ撮影可能→解除。ラッシュ時間帯の駅周辺など混雑は避ける
▼東京都内のみで撮影する→東京・神奈川・埼玉・千葉で撮影する
▼東京アラートが事実上運用されなくなったため、撮り鉄自粛の条件は
①国が東京都対象の緊急事態宣言を再び発出した場合、外での撮影を中止
②国や都が「外出自粛」「旅行中止」を呼びかけた場合、外での撮影を中止
③国・都などの状況を鑑み、外での撮影を自粛する場合がある に変更
■7月2日…都内で1日に100人以上感染確認(中止条件③)外での撮影中止
■7月16日~9月10日…都、不要不急の都外への外出自粛を要請
■7月23日~26日の4連休…が「外出できるだけ控えて」呼びかけ(中止条件②)
■8月…都「夏休みの旅行自粛」要請(中止条件②)
■9月14日…東京・神奈川・埼玉・千葉のみ 外での撮影再開
■9月21日…「往来自粛」「往来は慎重な判断を」求める県を除き 外での撮影再開
【9月21日からの、外での撮影に当たっての条件】
▼宿泊を伴う長期の鉄道旅は自粛し、日帰りを原則とする
▼常時マスク着用する
▼撮影地に到着したら必ず手を洗う
▼混雑した場所を避け、人との距離がとれる位置で撮影する
▼「往来自粛」「往来について慎重な判断を」呼びかけている県での撮影は自粛する。
(なお、この期間に撮影を行った場所は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪のみでした)
▼ただし、以下の条件にあたる状況の場合は撮り鉄自粛を行う。
①国が東京都対象の緊急事態宣言を再び発出した場合、外での撮影を中止
②国や都が「外出自粛」「旅行中止」を呼びかけた場合、外での撮影を中止
③国・都などの状況を鑑み、外での撮影を自粛する場合がある
■10月19日…撮影を自粛する県の基準を“「外出・往来自粛」を呼びかけている県での撮影は自粛する”に変更
■11月9日…“▼急速な感染拡大が発生している可能性がある地域での撮り鉄は、自主判断でとりやめる”を追加
11/9~…北海道が自粛対象に

■11月18日…感染再拡大を受け(中止条件③)外での撮影自粛を開始
▼東京都内の1日あたりの感染確認者が500人に迫り
▼全国でも1日あたりの感染確認者が2000人を超え、感染拡大がみられること
日本医師会が外出自粛の呼びかけを開始した
このことが「中止条件③国・都・世田谷区(居住地)の状況を鑑みて中止が必要」に該当
医療への影響を少しでも軽減すべく、撮り鉄自粛を開始しました。
■11月25日~…都「不要不急の外出自粛」呼びかけ(中止条件②)
■12月31日~…首相「東京などでは不要不急の外出自粛を」(中止条件②)


【これまでの対応 変遷メモ・2021年】
■1月1日~…国・都「不要不急の外出自粛」呼びかけが継続中(中止条件②)
■1月8日~3月21日…東京都対象の緊急事態宣言 発出(中止条件①)

■2月13日…特別措置法改正にあわせ、外での撮影中止の条件を変更。
①国が東京都対象の緊急事態宣言を発出した場合、外での撮影を中止。ツイッターとブロマガで、いち鉄道ファンとして皆様に呼びかけを行うことがあります。
②都が「外出自粛」「旅行中止」を呼びかけた場合 外での撮影を中止
③そのほか、国・都などの状況を鑑み、外での撮影を自粛することがある
④国が東京都に対し「まん延防止等重点措置」を実施した場合は、国や都の措置に基づいて対応するとともに、都外での撮影は中止する
⑤外出や往来の自粛要請が出ている地域や、急速に感染拡大していると判断される地域では撮影しない。
■3月22日~…都の外出自粛要請が継続中(中止条件②)

■4月12日~4月24日…東京都世田谷区(居住地)にまん延防止等重点措置
外出自粛要請 感染拡大・変異株の影響も懸念されるため
外での撮影中止を継続(中止条件②③④)

■4月23日…中止条件①の内容を一部変更
(休業要請を伴う緊急事態宣言発出で人出減少が見込まれる場合、月1回限定・マスク着用・目的地到着後の手指消毒を徹底したうえで、都内の緊急事態宣言中の鉄道雑感を撮影することがある、を追加)
■4月25日~6月20日…東京都対象の緊急事態宣言 発出(中止条件①)

■6月21日~7月11日…東京都世田谷区(居住地)にまん延防止等重点措置
 外出自粛要請 外での撮影中止(中止条件②③)

■7月12日~9月30日…東京都対象の緊急事態宣言 発出(中止条件①)感染急拡大で外出が危険な状況・医療のひっ迫発生・人流増加による感染拡大防止のため(中止条件③)外での撮影一切中止

■10月1日…東京都での外出自粛要請解除 外での撮影を再開。

(ただし10/7までは1都3県のみ、10月24日までは日帰りに限定した。)


【これまでの対応 変遷メモ・2022年】

■1月3日~…一部地域で撮影目的の往来を中止(中止条件⑤)

■1月7日~1月20日…オミクロン株等の感染急拡大で感染リスクが高まっていることや、今後の行動制限の可能性を踏まえ、外での撮影を中止(中止条件③)

■1月21日~3月21日…東京都世田谷区(居住地)にまん延防止等重点措置
外出自粛要請 外での撮影中止(中止条件②④)

■7月18日~ …感染急拡大による状況を踏まえ、外での撮影を中止(中止条件③・)

■7月30日…政府の「BA.5対策強化宣言」新設に伴い、撮影中止条件を変更。
①政府が東京都に緊急事態宣言を発出した場合や、都内に外出自粛要請が出た場合、自宅外での撮影を原則中止

②都内で感染急拡大・医療ひっ迫が発生したと判断される場合は、行政の要請にかかわらず、外での撮影自粛を判断する

③東京都が、都外への移動自粛を要請した場合、都外での撮影を中止する
④東京都世田谷区が「まん延防止等重点措置」の対象となった場合、都の要請に従うとともに、都外での撮影を中止する
⑤「BA.5対策強化宣言」都内発令時は、宿泊を伴う移動を中止(都内・都外ともに撮影可能とするが日帰り限定)
⑥都外で「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」「BA.5対策強化宣言」「外出自粛要請」「東京都との往来自粛要請」が出た地域や、急速な感染拡大・医療ひっ迫が発生したと判断される地域での撮影は中止

■7月30日~ …外での撮影自粛を継続(中止条件②・⑥)

■9月1日…撮影中止・制限に関する条件を変更。外での撮影を解禁。

①政府が東京都に緊急事態宣言を発出した場合や、都内に外出自粛要請が出た場合、自宅外での撮影を原則中止

②東京都世田谷区が「まん延防止等重点措置」の対象となった場合、都の要請に従うとともに、都外での撮影を中止する

③東京都が、都外への移動自粛を要請した場合、都外での撮影を中止する
④都外で「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」「外出自粛要請」「東京都との往来自粛要請」が出た地域では撮影しない
⑤移動先に「BA.5対策強化宣言」発出地域を含む場合、宿泊は最大3泊4日とする

■11月15日…政府が国内第8波への対応方針を示したことに伴い、撮影中止・制限に関する条件を変更(上記に記載しています)。

①政府が東京都に緊急事態宣言を発出した場合や、都内に外出自粛要請が出た場合、医療関係者が東京都民に外出自粛や旅行中止を呼びかけた場合、自宅外での撮影を原則中止

②東京都世田谷区が「まん延防止等重点措置」の対象となったり、東京都内が「医療ひっ迫対策強化宣言」「医療非常事態宣言」の対象になった場合、あるいは東京都が都外への移動の自粛を要請した場合は、都の要請に従うとともに、都外での撮影を中止する。宿泊を伴う外出も中止する。

③都外で「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」「外出自粛要請」「東京都との往来自粛要請」「医療非常事態宣言」が出た地域では撮影しない
④移動先に「医療ひっ迫対策強化宣言」発出地域を含む場合、宿泊は最大3泊4日とする


【これまでの対応 変遷メモ・2023年】

■5月8日…新型コロナの感染症法上の位置付けが「新型インフルエンザ等感染症」から「5類」に変更されたため、撮影に関する中止条件はすべて廃止。

※当面の間、撮影日を動画の概要欄に記します。経緯メモと照らし合わせてご覧ください。

近畿令和鉄道旅 最終回の解説+御礼

(2021年3月10日 一部更新しました。公開当時の内容をそのまま掲載していますが、そこから変更となった部分については「灰色」で表示します)

2020年までこのシリーズひっぱる予定じゃなかったのに…
本年もよろしくお願いいたします。
では解説。


●嵐山16:16発 四条大宮行(京福モボ611形 611)

トロッコ嵯峨から徒歩約10分、”嵐電„の愛称で親しまれる京福嵐山本線・嵐山駅にやってきました。映像にはありませんが、足湯があります。

嵐山時点では、乗客の数は「座席は埋まるけどまだ余裕がある程度」。しかし、進むにつれて乗客の数は多くなっていきました。


嵐電の特徴は、沿線に寺院が多いこと。車折神社は「芸能神社」があることで知られ、芸の陣がお忍びで参拝することもあるそうな。


太秦広隆寺駅は、東映の撮影所・映画村の最寄り駅のひとつ(北野線の撮影所前駅も最寄り駅です)。撮影所は「水戸黄門」「暴れん坊将軍」など時代劇で有名ですね。
この駅の手前の併用軌道区間は”嵐電沿線のハイライト”とされています。


約13分で嵐電天神川駅に到着です。


太秦天神川16:36発 びわ浜大津行(京阪800系 811F)

近畿令和鉄道旅・最後のチェックポイントは「京都市営地下鉄と京阪京津線」。
これが、ゴールまでに乗る最後の列車となります。
ここでの見どころは
①地下鉄
②急カーブ・急こう配
③併用軌道
を1つの列車にまとめたものであるということ。つまり、地下鉄と登山電車と路面電車を足したものである…ということです。


太秦天神川~御陵 間は京都市営地下鉄東西線
御陵駅東西線六地蔵(宇治市)方面と京阪京津線に分かれます。


坂を上ってトンネルを出ると、次は急カーブの連続。京津線のカーブは最小で半径40メートルです。
映像にはありませんが、大谷駅は”日本の普通鉄道としては最もこう配が急な駅”とされています(40‰)、その先の大谷~上栄町間は61‰の急こう配区間です。


上栄町駅を出てまたもや急カーブすると、国道161号線との併用軌道区間に突入。
通常の”路面電車”は起動法に基づき「全長30mでなくてはならない」という制限がありますが、路上を走る京津線の車両は全長66m。これは特例で認められました。


●ゴール びわ湖浜大津駅17:11着

びわ浜大津に到着。京津線の車両は乗客を降ろした後速やかに引き上げ線へ。
ちなみに、地下鉄東西線内ではフルスクリーンのホームドアが設置されている関係で車両外観を撮影するのは無理だったため、京阪800系の外観はここでやっと登場です。


歩道橋からびわ湖浜大津駅前の交差点を眺めて今回の旅は終了です。


●まとめ&今後は?
ここまでご視聴ありがとうございました。
約200年ぶりの天皇の譲位により、新元号「令和」が始まって最初の鉄道旅ということで、今回は近畿圏内の皇室の歴史にかかわる場所を鉄道を使って訪れ、さらに近畿の鉄道の歴史にも触れようということで企画しました。
ヘッドマークやポスターなどに堂々と「令和」と書かれていることなど、代替わりの雰囲気を映像を通して味わっていただけたら幸いです。

さて今後ですが、2020年は東京で“あの大会”が開かれるということで、これにまつわる鉄道企画をしたいと考えており、遠くに出かけることは今はあまり考えていませんが、大会が終わったら5年ぶりに東北の方に行きたいかなとは思っています。
北海道の状況も気になるけど、”もうすぐ10年”だし、先に東北かな…

2021年3月10日 追記】
新型コロナウイルス感染収束の見込みが立たないことなどから、長期の鉄道旅の予定については当面「白紙」といたします。詳しくはこちら→ ar1898835

ではまた。


●広告ありがとうございます
無抵抗の絶縁体 様(#1、#2、#4、#6、#7、#9)
bigisland 様(#5、#15、#17)

近畿令和鉄道旅 Chapter-17の解説


もう12月になっていました。では解説

京都鉄道博物館

今回は京都・梅小路からスタート。
梅小路京都西駅の改札を出て左に曲がると、保存された路面電車が見えてきました。

京都市電は、1895(明治28)年“日本初の路面電車”として開業。大正・昭和時代に路線網を拡大させていき、京都市内のあちこちで路面電車が見られました。
そんな京都市電に2000形が登場したのは、東海道新幹線が開業した1964(昭和39)年でした。
しかし、自動車の普及や人口の“ドーナツ化”により、1978年に全線廃止。2000形もその前の年に引退しました。
なお、6両製造された2000形のうち5両は伊予鉄道で現在も活躍しています。


では、京都鉄道博物館に潜入。
新時代「令和」になって初の動画シリーズとなった「近畿令和鉄道旅」では、明治の鉄道黎明期から昭和、平成の鉄道の歴史、そして令和に向けた展望を紹介しています。


中に入ると、C62、80系、0系が見えてきました。
C62型蒸気機関車東海道線「つばめ」「はと」東北線の「はつかり」など、主要幹線の特急の牽引機関車として活躍。デカイです。
80系電車…“初代湘南電車”。東海道線などで普通電車として活躍し、多くの電車に影響をあたえました。
0系新幹線…“初代新幹線”。いまでも新幹線と言ったらこれですよね。東海道・山陽新幹線で運転されていました。


京都鉄道博物館は、かつての梅小路蒸気機関車館を拡張するなどして、2016(平成28)年に開館しました。結構きれいですね。


このほか、振り子装置やポイント切り替えなどの様子などがわかる展示物もあり、結構面白いですよ。
皆さんもぜひ行ってみてください。

梅小路京都西14:45発 普通/亀岡行(JR西日本221系 キトK4)

嵯峨野線(山陰線)の普通電車に乗って、15番目のチェックポイント・嵯峨野トロッコの駅の最寄り駅・馬堀に向かいます。
映像にはありませんが、途中の保津峡駅は、保津川に架かる橋の上につくられた駅で、こちらも注目です。

トロッコ亀岡15:30発 トロッコ嵯峨行 (嵯峨野観光鉄道 DE10形+SK100形客車)
というわけで、馬堀駅を出て徒歩10分ほどでトロッコ亀岡駅に到着。
すでに中国人をはじめとする外国人観光客がたくさん集まっていました。


トロッコ列車が入線。乗ってみると、1号車は俺以外全員外国人じゃね?という状態でした。
そういった中で車内放送は日本語のみでした。英語や中国語はあった方が親切なのかなぁとは思う…。


嵯峨野線(山陰線)の旧線を走るトロッコ列車は、保津川下りの船と並走。
1989(平成元)年から使用されている嵯峨野線(山陰線)の鉄橋を何度かくぐり、トロッコ嵐山駅からは嵯峨野線の下り線を逆走し始めました。

トロッコ嵯峨15:56着
嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅に到着です。


駅舎建物内に入ると、鉄道模型が見えてきました。
これを少し長め、土産を買って次の目的地へと向かいました。

では次回をお楽しみに。
ではノシ