近畿令和鉄道旅 Chapter-17の解説


もう12月になっていました。では解説

京都鉄道博物館

今回は京都・梅小路からスタート。
梅小路京都西駅の改札を出て左に曲がると、保存された路面電車が見えてきました。

京都市電は、1895(明治28)年“日本初の路面電車”として開業。大正・昭和時代に路線網を拡大させていき、京都市内のあちこちで路面電車が見られました。
そんな京都市電に2000形が登場したのは、東海道新幹線が開業した1964(昭和39)年でした。
しかし、自動車の普及や人口の“ドーナツ化”により、1978年に全線廃止。2000形もその前の年に引退しました。
なお、6両製造された2000形のうち5両は伊予鉄道で現在も活躍しています。


では、京都鉄道博物館に潜入。
新時代「令和」になって初の動画シリーズとなった「近畿令和鉄道旅」では、明治の鉄道黎明期から昭和、平成の鉄道の歴史、そして令和に向けた展望を紹介しています。


中に入ると、C62、80系、0系が見えてきました。
C62型蒸気機関車東海道線「つばめ」「はと」東北線の「はつかり」など、主要幹線の特急の牽引機関車として活躍。デカイです。
80系電車…“初代湘南電車”。東海道線などで普通電車として活躍し、多くの電車に影響をあたえました。
0系新幹線…“初代新幹線”。いまでも新幹線と言ったらこれですよね。東海道・山陽新幹線で運転されていました。


京都鉄道博物館は、かつての梅小路蒸気機関車館を拡張するなどして、2016(平成28)年に開館しました。結構きれいですね。


このほか、振り子装置やポイント切り替えなどの様子などがわかる展示物もあり、結構面白いですよ。
皆さんもぜひ行ってみてください。

梅小路京都西14:45発 普通/亀岡行(JR西日本221系 キトK4)

嵯峨野線(山陰線)の普通電車に乗って、15番目のチェックポイント・嵯峨野トロッコの駅の最寄り駅・馬堀に向かいます。
映像にはありませんが、途中の保津峡駅は、保津川に架かる橋の上につくられた駅で、こちらも注目です。

トロッコ亀岡15:30発 トロッコ嵯峨行 (嵯峨野観光鉄道 DE10形+SK100形客車)
というわけで、馬堀駅を出て徒歩10分ほどでトロッコ亀岡駅に到着。
すでに中国人をはじめとする外国人観光客がたくさん集まっていました。


トロッコ列車が入線。乗ってみると、1号車は俺以外全員外国人じゃね?という状態でした。
そういった中で車内放送は日本語のみでした。英語や中国語はあった方が親切なのかなぁとは思う…。


嵯峨野線(山陰線)の旧線を走るトロッコ列車は、保津川下りの船と並走。
1989(平成元)年から使用されている嵯峨野線(山陰線)の鉄橋を何度かくぐり、トロッコ嵐山駅からは嵯峨野線の下り線を逆走し始めました。

トロッコ嵯峨15:56着
嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅に到着です。


駅舎建物内に入ると、鉄道模型が見えてきました。
これを少し長め、土産を買って次の目的地へと向かいました。

では次回をお楽しみに。
ではノシ