北海道鉄道旅2018夏 Chapter-8の解説

中富良野町ファーム富田

ファーム富田に到着です。
ファーム富田の最寄り駅は臨時駅の「ラベンダー畑」ですが、ラベンダー畑駅は観光列車と7月の海の日近辺に運行される一部の普通列車しか停車しません。
乗ってきた普通列車はラベンダー畑駅通過のため、中富良野駅から25分歩いてきました。


ファーム富田と富良野線の関係を語るうえで、動画ではファーム富田の歴史を紹介しました。
貿易自由化で安価な香料が広まり、さらには合成香料の技術が進歩したことで、1973年には香料会社がラベンダーオイルの買い上げを中止。この影響で、近隣の農家はみなラベンダー栽培をやめ、ファーム富田もラベンダー栽培をやめようとしていた時期がありました。


しかし、1976年に国鉄がカレンダーにファーム富田のラベンダー畑の写真が掲載されたことがきっかけで、観光客が増加。
その後、観光客から教わった「ポプリ」などをファーム富田自ら製造販売するといった取り組みが功を奏し、今や中富良野を代表する観光スポットとなっています。

ちなみに、ラベンダー以外にもハマナスやポピーとかが咲いていましたよ。
しっかし中富良野は暑かったですね。32.5℃の真夏日だったそうです(富良野)
日焼け不可避。


●中富良野10:07発 普通/旭川行(JR北海道キハ150-3+4)

苗穂の北海道鉄道技術館に行く関係上、普通で富良野線旭川まで戻ります。
ここでは、観光列車を見ながら進めていきます。



富良野・美瑛ノロッコ号。20周年ということで特別ヘッドマークを付けた運行です。
富良野方面行では、客車(オクハテ510)についている運転台を操作して後ろの機関車を制御する方式をとって走っています。苗穂のことを気にしなければ乗りたかったですね。


ことしはキハ183系を使って臨時快速「ふらの・びえい号」も運行されました
一部で「えびのふらい号」なんて呼ばれていましたねw
富良野・美瑛ノロッコ1・2号の混雑を緩和する目的で設定されたもので、快適な特急車両の座席にすわってゆったりと景色を楽しめる車両です。しかも全席自由席の快速という「乗り得」列車でもあります。


旭川11:12着

さて、北海道フリーパスを使った今回の旅、2度目の指定席利用です。


駅弁を買って、正午発・ライラック22号の普通車指定席へ。半室とあって結構快適です。
この先、岩見沢まで乗車。次回は、車内と様子・車窓と駅弁も紹介します。


ではノシ