西九州鉄道旅Part.5の解説。″白電”との出会いは予想外でした。
●諫早14:38発 特急かもめ24号/博多行(JR九州885系 ミフSm3)
肥前山口まで白いかもめに乗車です。
かもめ号から諫早湾・有明海を眺める最後のチャンスでしたので、指定席をあらかじめ確保しておきました。最終日で混雑が予想された中で空席確保できてよかった…
振り子特急による高速運転は、この日で見納め。
しかも、長崎本線肥前鹿島以南では定期運行される特急が一気に0になってしまうわけです。
この日の夜に「特急かもめ」の上りラストランに乗車していますが、こちらは787系による運転でした。後の回でご紹介します。
●肥前山口(江北)15:26着
最長片道きっぷのゴールとして知られた肥前山口駅ですが、2022年9月23日に名称が「江北」に改められました。長崎方面のブルートレインを利用していた鉄道ファンにとっては衝撃の出来事になったのではないでしょうか。
この肥前山口で予想外の出会いが。
415系鋼製車。″白電”の愛称で親しまれましたが、このダイヤ改正に合わせて全車引退となりました。
関門トンネルを通る普通列車が415系で、白電にはけっこうお世話になりました。そっかぁ引退か……
●肥前山口16:29発 特急みどり17号/佐世保行(JR九州783系 ミフCm5)
さて、博多方面に行く前に寄り道。
ハウステンボスを繋いでいない「みどり」に乗車します。ハイパーサルーンによる運転です。
佐世保線は、西九州新幹線の開業に向けて大町~高橋間が複線化されました。当初は肥前山口(江北)~武雄温泉 間まるごと複線化される予定でしたが、フリーゲージトレインの導入を取りやめるなどの計画変更の影響で、複線化区間が縮小されました。
それでも、特急の本数増加に対応できた璃や所要時間短縮といった効果は見込めるそうです。
●武雄温泉16:42着
武雄温泉駅に到着。
詳しくは次回解説しますが、西九州新幹線は部分開業となったため、武雄温泉駅で特急と新幹線を接続させて博多~長崎 間を結ぶ、リレー方式がとられました。
博多からの特急は、新幹線と直結したホームに到着します。そのホームの駅名板を見ると…
江北の文字が…姿を見せました!
次回、Mission 2完了、そして「特急かもめ」のラストランが近づきます。
ではノシ